しんこうせいかくじょうせいまひ

進行性核上性麻痺

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治療

進行性核上性麻痺に対しての根本的な治療方法は、現在までのところ確立されていません(2019年6月時点)。

したがって、症状に応じた支持療法を行うことが治療の中心となります。効果は限局的なこともありますが、パーキンソン病に対して使用される薬剤やうつ病にも使用されることのある薬剤などを使用することがあります。

そのほか、進行性核上性麻痺では、日常生活や介護において注意すべき点も多いです。進行性核上性麻痺では転倒をしやすいという特徴があるため、転倒をしにくいような環境整備、けがをしないような配慮が必要になります。

また、嚥下機能が低下するため、状況に応じて食事形態を変更したり食器を変更したりする配慮が必要になります。誤嚥性肺炎をきたすこともあるため、抗生物質の使用も必要になることがあります。

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