治療
遅発性内リンパ水腫の治療は、めまい発作が生じている際中の急性期と、めまいがおさまっている発作間欠期の治療に分けられます。
急性期の治療
急性期の治療では、安静にすることに加え、めまいを抑える抗めまい薬、吐き気や嘔吐を抑える制吐薬、脱水に対する補液などが行われます。
発作間欠期の治療
めまい発作がおさまったら、再発予防が大切です。再発予防には、生活習慣の改善が有効といわれています。たとえば、ストレス解消が症状の改善につながるでしょう。
また、薬物療法、水分摂取、有酸素運動なども効果があると考えられます。まれではありますが、専門家によって手術の効果があると判断された場合には、めまいの症状を制御するために耳の手術を行うこともあります。
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