種類
間質性肺炎は、原因が特定できるものと原因が特定できないものに大きく分けられ、原因が特定できるものとして“自己免疫性間質性肺炎”、“職業環境性間質性肺炎”、“医原性間質性肺炎”などがあります。
一方、原因が特定できないものを“特発性間質性肺炎”といい、全体の半数以上を占めます。特発性間質性肺炎は病態に応じてさらに細かく分類され、特発性肺線維症、特発性非特異性間質性肺炎、特発性器質化肺炎、急性間質性肺炎、剥離性間質性肺炎など、さまざまな種類があります。これらのうち、特発性肺線維症が大半を占めるといわれています。
医師の方へ
間質性肺疾患の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
Medical Note Expertでしか読めない、学会や医局の最新医療知見を得ることができます。
【第119回日本内科学会レポート】膠原病における間質性肺疾患(ILD)診断・治療のポイント――全身性強皮症や多発性筋炎/皮膚筋炎での特徴とは(6800字)
膠原病はT2T(treat to target:目標達成に向けた治療)という考え方が普及し、予後が飛躍的に改善している。しかし、いまだ難治性の病態もいくつか残されており、その代表が「間質性肺疾患(ILD)」だ。特に全身性強皮症(SSc)や多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)においては死因の3分の1以上
【第120回皮膚科学会レポート】急速進行性間質性肺疾患の早期診断に重要な皮膚所見(3100字)
抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎では特徴的な皮疹がみられる。また、治療抵抗性・予後不良の急速進行性間質性肺疾患(rapidly progressive fibrosing interstitial lung disease:RP-ILD)を併発することが知られており、早期に診断することが重要となる。大阪大
間質性肺疾患の相談ができる病院を調べる
エリアから探す
「間質性肺疾患」を登録すると、新着の情報をお知らせします