原因
肺がんの大きな危険因子が喫煙です。非喫煙者に対して、喫煙者のリスクは男性で4.4倍、女性で2.8倍といわれ、たばこを吸い始めた年齢が若く、喫煙量が多いほどリスクが高まります。また、受動喫煙も肺がんのリスクを2~3割ほど高くすると推計されています。
喫煙との関連は組織型によって異なり、扁平上皮がんは喫煙との関連が大きく、腺がんは喫煙との関連が比較的小さいといわれています。
喫煙以外では、有害化学物質(アスベスト、ヒ素、ベリリウム、ラドンなど)にさらされることや、大気汚染(PM2.5など)、家族歴、高年齢なども肺がんのリスクを高めると考えられています。
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