治療
風疹は多くの場合、治療法はなく自然に治癒します。経過中に脱水にならないように水分補給をし、他人にうつすことがないように自宅で安静のうえ、対症療法が行われます。幼稚園や学校への登園・登校に際しては、発疹が消失するまでは出席はできません(学校保健安全法施行規則第19条)。診察をしてもらった医師の指示に従いましょう。
また、先天性風疹症候群の子どもの場合は影響の及ぶ臓器によって、それぞれ治療計画が立てられます。心疾患には内科的治療、カテーテル治療や手術が行われることがあります。眼の合併症に対しては点眼薬、眼の手術などが行われることがあります。難聴には補聴器の使用、発達の遅れに対しては療育の導入なども検討されることがあります。
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