原因
若い世代のてんかんは原因不明のケースが多いといわれていますが、高齢者てんかんの多くは、後天的な脳の病気や外傷といった原因が明らかなてんかん(症候性てんかん)です。原因となる病気や外傷が生じた後、1~2年後にてんかんを発症する可能性が高いと考えられています。
脳血管障害
高齢者てんかんの主な原因であり、全体のおよそ50%を占めます。脳梗塞や脳出血などの発症後、すぐに発作が起きることもあり、急性症候性発作と呼ばれています。
認知症
アルツハイマー型認知症や、レビー小体型認知症などの認知症も重要な原因です。特にアルツハイマー型認知症の約10〜20%は、てんかんを発症するといわれています。近年、認知症が高齢者てんかんの原因となるだけでなく、高齢者てんかんでは認知症を発症する場合があることも明らかになりました。認知症と高齢者てんかんは相互に関係すると考えられ、研究が進められています。
そのほかの原因
脳腫瘍や、過去の転倒・事故による頭部外傷などがてんかんを引き起こすことがあります。また、精密検査を行っても明確な原因を特定できないこともあります。
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