予防
A型肝炎の主な感染源は、非加熱状態あるいは加熱不十分な生鮮食品や生水です。
世界的には発展途上国の衛生環境が悪い地域を中心に流行しているため、特にこのような地域に滞在するときにはミネラルウォーターや沸騰させた水、十分に加熱調理した食品を選ぶようにしましょう。また、果物は他人の手や水が触れているカットフルーツより、丸ごと購入して自分で剥いて食べるほうが安全です。
しかし、それだけでは不十分であるため、渡航前にはA型肝炎の予防としてワクチン接種も効果的です。日本のワクチンにおいては計2~3回の接種(初回・2~4週間後・半年後)で5年間は予防効果が持続するといわれています。
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