症状
C型肝炎ウイルスに感染した場合、慢性肝炎を引き起こす以外に、急性肝炎や肝硬変、肝がんなどさまざまな病態を生じることがあります。
C型肝炎ウイルスによる急性肝炎の初感染例のうち、半数以上の方に症状の慢性化が認められます。
慢性肝炎になると、初期には非活動期と呼ばれる期間に入ります。この非活動期では明らかな症状が現れることはありませんが、体内ではC型肝炎ウイルスが増殖しています。
その後10~15年経た後に、活動期へと移行します。この時期には血液検査上でも肝炎を思わせる異常値が示されます。また、倦怠感や食欲不振、吐き気などといった症状も現れます。慢性肝炎を放置すると、肝硬変や肝臓がんへと病状が進行していく危険性が高まります。
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