検査・診断
QT延長症候群が疑われる場合は、次のような検査が行われます。
心電図検査
QT時間やそのほかの波形の異常を評価するために心電図検査が必要です。トルサードポアンなどの不整脈が生じていると考えられるときにも必要な検査となります。
また、通常の心電図検査のほかにも24時間心電図の波形を記録するホルター心電図検査などを行うのが一般的です。
血液検査
上述したように、二次性QT延長症候群は電解質異常などによって引き起こされることがあります。そのため、QT延長症候群の原因を調べるために血液検査を行うのが一般的です。
遺伝子検査
先天性QT延長症候群の確定診断には、原因となる遺伝子変異の有無を調べるための遺伝子検査が必要です。大学病院などの遺伝子検査を行うことができる医療機関で診察を受ける必要があります。
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