きゅーてぃーえんちょうしょうこうぐん

QT延長症候群

監修:

治療

QT延長症候群は先天性と二次性に分けられますが、薬の副作用など原因がはっきりしている二次性の場合は、薬の変更などを行って原因を排除すれば解決できます。

一方、先天性や原因がはっきりしない二次性の場合は、症状の現れ方に合わせて治療を行っていく必要があります。心電図上QT時間の延長が軽度で自覚症状がない場合は、特別な治療は必要なく定期的な経過観察が行われます。一方、QT時間が長く、動悸や失神などの症状がある場合は、交感神経のはたらきを抑える薬剤などを用いた薬物療法が行われます。また、薬物療法を行っても十分な治療効果が得られず、命に関わるような不整脈が出る場合は、ペースメーカーや植え込み型除細動器を植え込む手術が必要です。

最終更新日:
2025年01月09日
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2025/01/09
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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