予防
VDT障害の予防として、厚生労働省のガイドラインでは連続した作業時間が60分を越えないようにし、作業と作業の間は10~15分の作業休止時間と1~2分の休憩を挟むように推奨しています。作業中は椅子に深く座り背もたれを十分使用することで、正しい姿勢を継続することにより筋骨格症状を軽減できます。
また、ディスプレイを目線よりやや下方に設置すると開瞼幅が狭くなるため、ドライアイ症状が抑制されます。さらに、部屋もしくはデスクの湿度を上げるための加湿器を設置する、エアコンの吹き出し口が顔に向かないようにする、といった環境を改善するための工夫をすることも重要となります。
医師の方へ
「VDT症候群」を登録すると、新着の情報をお知らせします