だぶりゅーぴーだぶりゅーしょうこうぐん

WPW症候群

同義語
ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群
最終更新日:
2024年11月08日
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2024/11/08
更新しました
2017/04/25
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治療

WPW症候群では、頻脈発作の状態に応じて治療法を検討します。

頻脈発作を認めない場合

心電図検査でWPW症候群と診断された場合でも、頻脈発作を認めない場合などは経過観察で様子を見ることもあります。

ただし、患者が高所作業者や運転手、パイロットなど特定の職業についているなど、今後不整脈を起こすことで事故など何らかの悪影響を及ぼす可能性がある場合には、予防的にカテーテルアブレーション治療が考慮されるケースもあります。

頻脈発作を認める場合

頻脈発作を認める場合には、まずカテーテルアブレーション治療が考慮されます。

カテーテルアブレーション治療は不整脈を起こすケント束を焼灼(しょうしゃく)する治療法です。局所麻酔を行い、太ももの付け根からカテーテルを挿入します。血管を通って心臓へと進み、ケント束にカテーテルの先端から高周波電流を流すことで、頻脈発作の根治が期待できます。

カテーテルアブレーション治療を希望しない場合や改善がみられない場合は頻脈発作を抑えるための薬物治療が検討されます。

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