原因
接触皮膚炎原因は種類によって異なりますが、大きく刺激性とアレルギー性に分けて考えることができます。
刺激性接触皮膚炎
皮膚を刺激する物質によって、炎症を引き起こすサイトカインやケモカインというタンパクの産生が促され、炎症が生じると考えられています。具体的には、強酸性・強アルカリ性の化学物質、石鹸、除光液、植物、体液などが原因となります。
アレルギー性接触皮膚炎
主にハプテンと呼ばれる低分子の抗原が皮膚に触れて吸収され、体内で免疫系が反応し、原因物質に再度触れることでアレルギー反応を起こします。具体的には、金属(ニッケル・コバルトなど)、ゴム、香水、保存剤、植物(ツタウルシなど)、医薬品、化粧品、合成洗剤、紫外線などが原因となります。
このほか、光接触皮膚炎では紫外線が原因となって生じます。
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