くすぶりがたたはつせいこつずいしゅ

くすぶり型多発性骨髄腫

同義語
SMM
監修:

検査・診断

くすぶり型多発性骨髄腫は症状がみられないため、健康診断やほかの病気の検査の際に偶然発見されるケースが多いといわれています。くすぶり型多発性骨髄腫が疑われた場合は、診断のために、複数の検査を組み合わせて実施されます。検査によって血液や尿中のMタンパク、あるいは骨髄中の骨髄腫細胞の増加が一定以上あると分かり、CRAB症状またはアミロイドーシスが認められない場合は、くすぶり型多発性骨髄腫と診断されます。

血液検査・尿検査

Mタンパクの有無や貧血、腎機能の状態などを調べるために行われます。

骨髄検査

骨髄液または骨髄組織を採取して、骨髄腫細胞の割合や種類を確認します。

画像検査

全身の骨の状態や骨髄内の病変の広がりを評価するため、X線検査に加え、CT検査、MRI検査などが行われることがあります。

アミロイドーシス:Mタンパクが変性して線維状の塊(アミロイド)となり、さまざまな臓器に沈着することによって機能障害を引き起こす。

最終更新日:
2025年12月01日
Icon close
2025/12/01
掲載しました。

「くすぶり型多発性骨髄腫」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

くすぶり型多発性骨髄腫

Icon unfold more