けいれんじゅうせきがた にそうせい きゅうせいのうしょう

けいれん重積型(二相性)急性脳症

同義語
AESD,痙攣重積型(二相性)急性脳症
最終更新日:
2024年05月15日
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2024/05/15
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治療

けいれん重積型(二相性)急性脳症に有効性が確立された治療法はなく、その時の症状に応じた処置や、けいれんを抑えるための薬物療法などが行われます。

薬物療法としては副腎皮質ステロイド薬を3日間大量に投与するステロイドパルス療法を行いますが、有効性は確立されていません。また、一部の患者さんに対しては脳の温度を平温(36℃程度)に保つ体温管理療法が有効とされる意見があるものの、十分な医学的根拠は得られていません1)

回復期や慢性期には、てんかん発作に対する治療に加え、運動障害や認知障害に対するリハビリテーションが行われます。呼吸機能や飲み込み(嚥下(えんげ))の機能が低下している場合には、必要に応じて食事介助や経管栄養が行われます。

参考文献

  1. 難病情報センター. ”痙攣重積型(二相性)急性脳症(指定難病129)”. 厚生労働省. 2023-10. https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513. (参照 2024-02-29)
  2. 小児慢性特定疾病情報センター. “73 痙攣重積型(二相性)急性脳症”. 日本小児神経学会. 2018-01-31.https://www.shouman.jp/disease/html/detail/11_32_073.html. (参照 2024-02-29)

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