あれるぎーせいきかんしはいあすぺるぎるすしょう

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症はアレルギー反応が原因となっている病気であるため、アレルギー反応を抑えることを目的としてステロイドが使用されます。ステロイドの使用は長期間に渡ることもあり、感染症や骨粗しょう症胃潰瘍糖尿病などの副作用が懸念されます。従って、適正容量のステロイドを決定し、副作用を予防するための治療薬も併用することが重要です。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の病状が進行すると、肺組織が破壊されてしまい酸素の取込みが難しくなります。不可逆的な肺障害が生じてしまった場合には、呼吸リハビリテーションや酸素吸入の導入なども検討されます。

この病気は、気管支喘息を持つ方において発症することが多い病気です。両疾患の症状は類似する部分もあり、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の症状とは気付かずに気管支喘息としての治療のみを受けている方もいます。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では痰の性状が黄色くドロッとしたものであり、気管支喘息のみでは見られない痰の性状です。そのため、こうした痰が出現した際には早期に医療機関を受診することが重要であるといえます。

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