症状
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では、気管支喘息の際に見られるような慢性的な咳、喘鳴(呼吸のたびにゼーゼーと音のする呼吸)、息苦しさなどの症状が現れます。また、痰に血液が混じることもあります。気道系に関連した症状以外にも、発熱や食欲不振、頭痛、全身倦怠感なども生じることがあります。
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では、肺の組織が徐々に破壊されてしまい、肺線維症や気管支拡張症と呼ばれる不可逆的な病変をきたすことがあります。病状が進行すると呼吸器関係の症状がいっそう強くなり、息苦しさの程度が増します。
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