予防
サル痘の予防方法として、第一に流行地域へ行く際は感染者との接触を避けることが大切です。また流行地域では、リスやネズミなどのげっ歯類に触れることを避け、感染している動物に触れたり、食べたりすることも控えましょう。
ワクチン
“天然痘ワクチン”には、サル痘の発症予防効果がおよそ85%あるといわれているほか、潜伏期間中に天然痘ワクチンを接種することで、感染予防効果や重症化予防効果が期待されています。ただし2022年8月現在、日本では研究目的以外では接種が行われていませんので、接種を希望する場合は渡航先での接種状況などを確認しましょう。
サル痘を疑う症状がある場合
発熱、発疹などサル痘を疑う症状がある場合、速やかに医療機関を受診しましょう。また周囲への感染を予防するために、マスクの着用など咳エチケットを行い、手洗いなどを小まめに行うようにしましょう。また、感染者の使用したリネンや衣服を触る際は、手袋などを使用して密閉できる袋に入れて運び、洗濯するようにしましょう。
医師の方へ
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