きゃっするまんびょう

キャッスルマン病

最終更新日:
2020年05月12日
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2020/05/12
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検査・診断

リンパ節の腫れや、ほかの自覚症状などからキャッスルマン病が疑われるときは、次のような検査が行われます。

血液検査

キャッスルマン病の診断では、炎症の程度を評価したり、炎症の原因を探ったりするための血液検査が行われます。

多くは炎症反応によるCRP上昇、貧血、血小板増加などが見られます。また、特殊な検査にはなりますが、血中IL-6値上昇の有無を調べるのも診断の手がかりとして有用です。

そのほか、慢性的な炎症の原因となる膠原病などとの鑑別を目的として、自己抗体(自分自身の体を攻撃するたんぱく質)の有無やウイルス感染の有無を調べる検査が行われることがあります。

画像検査

リンパ節の腫れの程度や他臓器の病変の有無を調べるため、CTなどの画像検査が行われます。多くは、血管が描出しやすくなる造影剤という薬剤を注入しながら画像撮影を行う“造影CT検査”を行います。

病理検査

腫れたリンパ節の組織の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べる検査です。キャッスルマン病の確定診断に必須の検査となっています。

キャッスルマン病の確定診断の際は、がんやリンパ腫などの悪性腫瘍と鑑別するため、十分な組織の量を採取する必要があります。組織の採取方法は通常、局所麻酔にて体表面に近いリンパ節を丸ごと摘出する生検が実施されます。しかし、体表面に近いリンパ節が見当たらず、体の奥深くにしかリンパ節が見当たらない場合は、全身麻酔をかけて針生検や開胸・開腹といった手段でリンパ節を摘出することもあります。

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