くるーぞんしょうこうぐん

クルーゾン症候群

監修:

症状

クルーゾン症候群は、頭蓋骨や顔面骨の形成異常による症状が主で、基本的には手足などほかの部位の形成異常は伴いません。通常よりも早く頭蓋骨や顔面骨のつなぎ目が塞がることで頭や顔が小さくなり、さまざまな症状が現れます。

頭蓋骨の形成異常による症状

頭蓋骨が小さくなるために、頭蓋内の圧が高くなる頭蓋内圧亢進、脳髄液が頭蓋内に溜まる水頭症などの症状がみられます。また、脳の発達に影響がみられることもあります。
頭蓋内圧亢進症や水頭症では頭痛や吐き気・嘔吐、意識障害、物が二重に見えるなどの症状がみられます。そのほか、頭や首に痛みが生じたり、めまい誤嚥(ごえん)(飲食物が食道でなく気道に入ること)、歩行障害などの症状が生じたりすることがあります。

顔面骨の形成異常による症状

クルーゾン症候群では、頭蓋骨だけでなく顔面骨の形成異常もみられます。顔面骨が小さくなることで、眼球が飛び出す、噛み合わせが悪くなる、呼吸がしにくいなどの症状が現れることがあります。

最終更新日:
2025年06月13日
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2025/06/13
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