治療
現段階ではパーキンソン病を根本的に治療する方法はなく、症状を緩和する対症療法が中心となります。治療の基本は薬物治療で、減少したドパミンを補充する治療が行われます。そのほか、脳に直接アプローチする手術療法が行われることもあります。
薬物治療
薬物治療の中心となるのは、レボドパとドパミンアゴニストと呼ばれる薬です。レボドパは不足したドパミンの前駆物質であり、脳に運ばれてドパミンに変換され、症状を緩和します。ドパミンアゴニストは少なくなったドパミン神経細胞を介さずにドパミンの作用を補うはたらきがあります。
これらのほかに、抗コリン薬、COMT阻害薬、MAO-B阻害薬、ドロキシドパなどがあり、通常は複数の薬を組み合わせて治療が行われます。
手術療法
薬物治療を長期に行うと、副作用やウェアリング・オフ(wearing-off)現象と呼ばれる薬が切れた後の反動などの問題が出てくることがあります。こういった場合に、対症療法として症状を改善するための手術療法が行われることがあります。手術の方法にはさまざまなものがありますが、脳深部刺激療法(DBS)が主流となっています。この方法は脳に電極を埋め込んで脳の特定の部位を刺激し、症状を改善する効果があります。
実績のある医師
周辺でパーキンソン病の実績がある医師
国立精神・神経医療研究センター病院 脳神経内科 副部長
内科、外科、精神科、脳神経外科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、脳神経内科、児童精神科
東京都小平市小川東町4丁目1-1
西武多摩湖線「萩山」南口 病院シャトルバス運行 徒歩7分、JR武蔵野線「新小平」病院シャトルバス運行 徒歩10分
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 理事長特任補佐
内科、外科、精神科、脳神経外科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、脳神経内科、児童精神科
東京都小平市小川東町4丁目1-1
西武多摩湖線「萩山」南口 病院シャトルバス運行 徒歩7分、JR武蔵野線「新小平」病院シャトルバス運行 徒歩10分
国立精神・神経医療研究センター病院 脳神経外科 部長
内科、外科、精神科、脳神経外科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、脳神経内科、児童精神科
東京都小平市小川東町4丁目1-1
西武多摩湖線「萩山」南口 病院シャトルバス運行 徒歩7分、JR武蔵野線「新小平」病院シャトルバス運行 徒歩10分
国立国際医療研究センター 脳神経内科 科長
内科、血液内科、リウマチ科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、乳腺腫瘍内科、膠原病科
東京都新宿区戸山1丁目21-1
都営大江戸線「若松河田」河田口 徒歩5分、東京メトロ東西線「早稲田」2番出口 徒歩15分
東京都済生会中央病院 総合診療内科・脳神経内科
内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都港区三田1丁目4-17
都営大江戸線「赤羽橋」赤羽橋口 徒歩3分、都営三田線「芝公園」A2出口 徒歩8分
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