原因
ビタミンB1欠乏症の原因には、食事からの摂取が不足する場合と、ビタミンB1の需要量の増大、吸収障害、代謝障害によるものがあります。前者を原発性ビタミンB1欠乏症、後者を二次性ビタミンB1欠乏症と呼ぶこともあります。
原発性ビタミンB1欠乏症
ビタミンB1は主に食事から摂取され、肉類、魚類、豆類、穀類、種実類などに多く含まれます。米や小麦にも多く含まれますが、精製されると少なくなるため、主に発展途上国などで白米や白い小麦粉の割合が高い食事ではビタミンB1欠乏症になることがあります。また、それ以外の国でも重度の食欲不振などがある場合は、ビタミンB1欠乏症になることがあります。
二次性ビタミンB1欠乏症
ビタミンB1の需要量の増大、吸収障害、代謝障害によるものです。主に、以下のものが原因になります。
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