原因
心臓は規則的な電気信号によって拍動を維持していますが、ブルガダ症候群では心臓の電気刺激に異常が起こり、電気信号が不安定になることで致死的な不整脈が生じると考えられています。
ブルガダ症候群の原因にはさまざまなものがありますが、頻度が高いものとしては心臓のナトリウムチャネルの遺伝子の異常が知られており、約20%の患者でこの異常がみられるといわれています。また、男性に多い病気であることから、男性ホルモンが関わっているとも考えられています。そのほかにも複数の遺伝子異常が関わっているといわれていますが、それぞれの頻度は高くありません。
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