治療
てんかん発作に対しては、薬物療法が有効で、発作型にあった抗てんかん薬によりほとんどがよくなり、遅くとも思春期を過ぎるころまでには発作は消失します。
言語聴覚症状については、抗てんかん薬を用いても改善しないことが多く、発症から比較的日が浅く、症状が重い場合はステロイドパルス療法(3日間程度連続してステロイドを点滴静注する治療法を1ないし数回実施する方法)や経口ステロイド療法が検討されます。
聴覚言語機能自体も次第に改善し、完全に治癒する場合も多いですが、大人になっても聴覚失認の後遺症が残ることもあります。急性期をすぎても継続して言語療法に取り組むことが大切です。
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