症状
ランドウ・クレフナー症候群の主な症状は、言語聴覚症状です。音としては聞こえているのに意味を理解できない「聴覚失認」が主な症状です。発症初期には、重度の場合は言葉を理解したり、話したりする能力に障害が生じる「失語症」の状態が生じます。
患者さんの約70~80%は、言語聴覚症状が現れる前後にてんかん発作を伴います。多動や興奮しやすさなどの行動異常が一時的にみられることもあります。
また、発症急性期にはすべての方に高度な脳波異常が認められます。脳波異常は、起きているときは散発的でも、眠っているときは脳全体に異常な波が持続して発生する頻度が高いことが特徴です。
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