原因
リンパ節炎は、細菌やウイルス、真菌、寄生虫などといった病原体に感染することが原因で起こります。
風邪やインフルエンザに罹ると、ライノウイルスやRSウイルス、インフルエンザウイルスなどが鼻や喉から体内に侵入します。
病原体が体内に侵入すると血液を介して首やアゴの下、耳の後ろなどに存在するリンパ節で炎症が起こります。リンパ節の炎症は、病原体が全身各所に広がらないように起こっています。
風邪など以外でも皮膚の傷口から病原体が入った場合には、傷口の近くに位置するリンパ節が炎症を起こします。また、溶連菌感染症では首のリンパ節に炎症が生じます。
病原体によっては局所のリンパ節の腫れだけではなく、全身のリンパ節に炎症を起こすこともあります。
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