症状
リンパ節炎の症状は原因や重症度によって大きく異なります。
リンパ節炎は、リンパ節への病原体の感染によって急激に症状が現れる“急性リンパ節炎”と慢性的な炎症が長く続く“慢性リンパ節炎”に大きく分けられます。
急性リンパ節炎では、リンパ節の腫れや痛みが生じ、周囲の皮膚に発赤を引き起こすことがあります。また、発熱などの全身症状がみられることも少なくありません。悪化すると蜂窩織炎に進行したり、内部に膿がたまったりすることもあるため注意が必要です。
一方、慢性リンパ節炎はリンパ節の腫れは生じるものの痛みを感じることは少ないとされています。
また感染がないにもかかわらず、主に首や腋のリンパ節が腫れて、発熱や発疹などが生じる“組織球性壊死性リンパ節炎(菊池病)”という特殊なタイプのリンパ節炎も知られています。
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