治療
現在のところロタウイルス感染症に対して効果的な薬はありません。したがって、脱水にならないようにするための水分補給や、体力の消耗を抑えるための栄養補給など対症療法が治療の中心となります。
多くの場合このような治療によって3~5日程度で軽快しますが、脱水がひどい場合には点滴による輸液が必要になります。入院下での治療が必要になることもあります。
なお、ロタウイルス感染症では激しい下痢がみられますが、下痢止めを使用するとウイルスの排出を妨げてしまうことから、下痢止めを使用しないほうがよいでしょう。
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