症状
一般的に生じやすい症状は、聴覚に深く関わる鼓膜や耳小骨の働きが腫瘍によって障害されることによる難聴や耳鳴り、腫瘍からの出血などが挙げられます。また、中耳腔と連続している耳管が閉塞すると、自分の声がこもったように聞こえるなどの違和感が生じます。
慢性中耳炎を合併している場合には耳痛や耳だれがみられますが、中耳炎症状の程度と腫瘍の進行に大きな相関はないとされています。
また、腫瘍が大きくなると平衡感覚を司る内耳にまで浸潤し、めまいが生じることがあります。内頚静脈が頭蓋骨を貫通する孔である内頚静脈孔にも進展することがあり、そのなかを走行する舌咽神経、迷走神経、副神経を傷害し、物の飲み込みや滑舌が悪くなったり、消化器や呼吸器障害が生じたりすることもあります。
さらに、癌腫や肉腫などの悪性度が高いものは、周囲の骨を破壊して大きくなり、近くを走行する顔面神経を障害して顔面神経麻痺を引き起こします。
このように、中耳腫瘍は腫瘍の大きさや進展の場所によって症状が大きく異なるのが特徴です。
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