治療
乳児湿疹の多くは治療をする必要はなく、入浴時に顔や頭皮、首など皮脂の分泌が多い部位を泡立てた石鹸で丁寧に洗うなど、皮膚を清潔に保つことで自然に改善していきます。また、皮膚に付着したかさぶたやフケのような塊は皮脂が固まったもので、入浴時などによくふやかしてガーゼなどでやさしく拭き取ると剥がれます。
一方、これらのセルフケアを入念に行っていたとしても症状が改善しない場合は、皮膚の炎症を抑えるステロイド軟膏や乾燥を予防するワセリンなどの塗り薬による治療を要します。また、湿疹から膿が流出しているようなケースでは、抗生剤入りの軟膏が使用されることも少なくありません。
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