原因
乳房の肥大には、女性ホルモンのバランスが大きく関与しています。たとえば、脳の下垂体腫瘍や卵巣腫瘍、精巣腫瘍、甲状腺腫瘍、副腎腫瘍、肺がんなどが存在すると、女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、それが原因となって乳房肥大を来すことがあります。その他、肝機能障害が強い場合にも乳房肥大をみることがあります。
乳房肥大は必ずしも身体疾患を原因として発症するわけではなく、薬剤を原因として生じることもあります。具体的には、抗結核薬や降圧剤、利尿薬などの薬剤と乳房肥大の関連性が指摘されています。
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