治療
二次性赤血球増加症では、原因となる病気に対する治療が中心に行われます。たとえば、腫瘍によってエリスロポエチンが過剰に産生されている場合は、腫瘍の摘出などが考慮されます。喫煙によって発症が認められる場合には、禁煙も必要です。
また、症状が重くて日常生活に支障がある場合、増加した赤血球を減少させるため瀉血療法という治療が行われます。瀉血療法とは1回200~400mLの血液を採取することで症状を緩和させる治療法です。
このほか、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓性疾患の発症を予防するため、アスピリンなどの抗血小板薬が用いられることもあります。
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