こうつうせいすいとうしょう

交通性水頭症

最終更新日:
2024年05月29日
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2024/05/29
更新しました
2020/03/05
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原因

交通性水頭症は、脳脊髄液の循環経路のなかで、くも膜下腔が狭くなるなどによって脳脊髄液の流れが悪くなることや、くも膜下腔内での脳脊髄液の吸収がうまくいかなくなることで引き起こされます。

主な原因としては、次のようなものが挙げられます。

脳の病気

くも膜下出血髄膜炎などによって脳脊髄液を吸収する脳の表面の細かい血管などにダメージが加わると、脳脊髄液を吸収する機能が低下したり、くも膜が周辺の組織と癒着を起こしたりして水頭症を発症することがあります。特にくも膜下出血では発症後1~2か月後に約30%のケースで水頭症を発症するとの報告があります。

はっきりした原因が分からない

正常圧水頭症の中でもはっきりした原因が判明しないタイプを“特発性正常圧水頭症”といい、正常圧水頭症の約40%を占めるといわれています。ただ、高齢者に多く発症することから、脳やくも膜などの加齢による変化が関与していると考えられています。

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