検査・診断
QT時間の延長は心電図で確認できますが、先天性QT延長症候群の診断にはSchwarzの診断基準が用いられます。
Schwartzの診断基準では、心電図上でのQTc(心拍数で補正した QT間隔)延長の度合い、T波の形状、特殊な不整脈があるかどうか、失神発作の既往、家族歴などを点数化し、一定の点数を超えると先天性QT 延長症候群の可能性が高いと判断します。
そのうえで運動負荷試験や薬物負荷試験、ホルター心電図、遺伝子検査などが行われ診断されます。遺伝子検査は診断だけでなく、治療薬の選択や生活指導などにも役立ちます。
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