症状
急性型は表面が発赤した、硬く、痛みを伴う皮下の結節として出現し、だんだん増大しながら柔らかくなり、排膿します。
排膿後、数か月から数年にわたって新生を繰り返すものを慢性型といいます。慢性型は皮下の結節が多発したり拡大したりして大きな局面を生じ、排膿後は瘻孔を形成します。
瘻孔は皮下で複雑につながっていて、膿を出したり悪臭が生じたりします。発熱などの全身症状が出現したり、瘻孔から発癌したりすることもあります。また炎症を繰り返すことにより、治療しにくくなります。化膿性汗腺炎では、合併症として外痔瘻、貧血、低タンパク血症などを起こす可能性があります。
医師の方へ
「化膿性汗腺炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします