原因
肝臓では脂肪分の消化・吸収に必要不可欠である胆汁がつくられます。1日におよそ1リットルつくられる胆汁は、肝臓内の細い胆管を通って胆嚢に蓄えられて濃縮された後、太い胆管を通って十二指腸へと分泌されます。原発性硬化性胆管炎の患者さんは、肝内外の太い胆管が障害されて胆管がせばまり、胆汁のうっ滞が引き起こされます。
何らかの免疫学的異常により、胆管が障害されると考えられていますが、免疫抑制薬を使用した治療効果がはっきりと得られないため 、本当に自己免疫性疾患と呼べるものかどうかは定かではありません。
しかし、患者さんの検体を用いた網羅的遺伝子解析からは免疫に関わるさまざまな遺伝子が発症に関わる可能性があると考えられており、今後さらなる詳細な検討が必要とされています。潰瘍性大腸炎をはじめとする炎症性腸疾患を合併する頻度が高いことから、発症に何らかの関わりがあるものと推察されています。
実績のある医師
周辺で原発性硬化性胆管炎の実績がある医師
国際医療福祉大学大学院 教授、国際医療福祉大学大学院 臨床研究センター 教授、赤坂山王メディカルセンター 院長
内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、心療内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科
東京都港区赤坂8丁目10-16
東京メトロ銀座線「青山一丁目」4番(南)出口 徒歩4分、東京メトロ千代田線「乃木坂」3番出口 徒歩4分
この記事は参考になりましたか?
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「原発性硬化性胆管炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします