検査・診断
反復性耳下腺炎は、耳下腺の腫れや痛みを生じる耳下腺炎を繰り返すことから疑われます。
最初に発症した段階では、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)など耳下腺に腫れと痛みを引き起こすほかの病気との鑑別が難しく、再発を繰り返すことで反復性耳下腺炎が疑われます。
診察では、医師が見たり触ったりすることで耳下腺の腫れを確認し、症状や受診までの経過などを問診します。
さらに必要な場合は、以下のような検査が行われます。
血液検査
炎症の程度や原因となりうる疾患の特定や除外のために血液検査を行うことがあります。
画像検査
反復性耳下腺炎は、唾石症やシェーグレン症候群などの病気が要因で引き起こされる場合があります。また、耳下腺の腫れや導管拡張がみられることがあります。そのため、超音波、CT、MRIなどを用いた画像検査や、唾液腺造影検査が行われます。
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