症状
口蓋隆起は、幼少期には見られず、成人期以降が多いとされています。その後も生涯にわたって経時的にゆっくりと大きくなります。
口の中の隆起として出現する口蓋隆起ですが、自覚症状に乏しく、別の理由で医療機関を受診した際、初めて病気の存在を指摘されることもあります。一方、患者さん自身が硬口蓋部の隆起性病変を見つけ、悪性腫瘍を含めた腫瘍性病変を疑い医療機関を受診することもあります。
口蓋隆起が大きくなると、歯ブラシや義歯があたり、そこに口内炎を発症しやすくなります。義歯を作成する際に、口蓋隆起が存在するためにうまく義歯の調整ができないこともあります。
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