いんこうとういじょうかんしょう

咽喉頭異常感症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

症候性咽喉頭異常感症

症候性では診断された病気の治療を行います。特に咽喉頭癌を疑う所見では早期の治療開始が重要です。咽喉頭酸逆流症では胃酸を抑えるためにプロトンポンプ阻害薬を使用します。乾性咳嗽、掻痒感(かゆみ)などから喉頭アレルギーを考える場合、ヒスタミン受容体拮抗薬を投与します。乾性咳嗽が強い場合ロイコトリエン受容体拮抗剤も併用します。茎状突起過長症、Forestier病(強直性脊椎骨増殖症)などの骨形態異常や良性腫瘍では手術を行うことがあります。

真性咽喉頭異常感症

真性は無治療で経過観察も可能です。治療を希望する場合、半夏厚朴湯や柴朴湯といった漢方薬や向精神薬を用いることがあります。向精神薬、特にベンゾジアゼピン製剤は長期使用により離脱困難を生じるため注意が必要です。

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