治療
各疾患に応じた治療を行います。
細菌感染
抗菌薬を使用します。口腔内が不衛生なら口腔ケア、唾液が少ない場合は唾液腺の分泌を促す薬を使用するなど、必要に応じてケアや治療も実施します。
流行性耳下腺炎
自然軽快が期待できるため、熱や痛みへの対症療法が中心に実施します。全身合併症に注意し、適宜検査を行います。
木村病
抗アレルギー剤やステロイドホルモン剤を投与します。
IgG4関連疾患やシェーグレン症候群
IgG4関連疾患ではステロイドの投与を行います。シェーグレン症候群ではステロイドの効果が乏しいため、症状にあわせて対症療法をおこないます。
小児反復性耳下腺炎
年齢とともに頻度が減少し、10歳ぐらいには自然消失します。それまでの間は腫脹時に対症療法を行います。
医師の方へ
「唾液腺炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします