へんけいせいそくかんせつしょう

変形性足関節症

足

目次

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概要

変形性足関節症とは、足関節に存在する軟骨がすり減ってしまい、足関節が変形する病気を指します。足関節の骨折や捻挫など、外傷をきっかけにして発症することがあります。

発症すると、足首の痛みと腫れが出現します。変形性足関節症で生じる軟骨の損傷は、現在の医療では元通りにすることができません。そのため、より早期に治療介入を行うことが大切です。早期の段階であれば足関節への負担を軽減するような対策をします。進行している場合には、手術も検討されます。

原因

変形性足関節症は、足関節の骨折や捻挫など、外傷をきっかけにして発症することがあります。外傷をきっかけに足関節が障害を受けると、体重の負荷がかかりやすい足関節の負担が増し、軟骨の損傷や関節の変形が引き起こされることがあります。サッカーやバレエなどでは、足首に負担がかかるため、変形性足関節症を発症しやすいです。

変形性足関節症は、細菌感染に続発することもあります。また、血友病による関節内出血、関節リウマチ、痛風などを原因として足関節の変形が引き起こされることもあります。しかし、こういった原因を特定できないこともあります。

症状

変形性足関節症では、足首の痛みと腫れが出現します。足関節は重力の影響から負担がかかりやすい関節であるため、病状が進行することで関節の軟骨損傷がさらに進んで痛みが増強し、歩行もままならなくなることもあります。

また、変形性足関節症では足関節の変形も伴います。足首が思ったように動かせなくなってしまい、正座ができない、などの症状につながることもあります。

検査・診断

足首の痛みや腫れなどから変形性足関節症が疑われる場合には、レントゲン(X線)写真やCT検査、MRI検査といった画像検査が行われます。これら画像検査を行うことで、足関節の変形具合や軟骨の損傷程度、靭帯の損傷程度などを詳細に評価することが可能になります。画像検査を通して得られた情報は、診断時のみならず、治療方針の決定に際しても重要です。

治療

変形性足関節症で生じる軟骨の損傷は、現在の医療では元通りにすることができません。そのため、より早期に治療介入を行い、損傷を食い止めるような対策を講じることが大切です。

早期の段階であれば装具の着用や筋力トレーニング、体重コントロール、運動制限などにより、足関節への負担を軽減します。痛みが強い場合には、ステロイドや局所麻酔薬などを局所投与します。

変形性足関節症が進行している場合には、手術も検討されます。手術方法としては、骨切り術、足関節固定術、人工関節置換術などがあり、病状に合わせて選択されます。