原因
夜間頻尿の原因としては、以下のようなことが考えられます。
多尿や夜間多尿
1日24時間の総尿量が多くなるために、夜間寝ている間も排尿のために何度も起きることがあります。これには水分の過剰摂取、薬剤による尿量増加、糖尿病などが影響していると考えられます。夜間に排尿が増える原因としては、水分の過剰摂取、薬剤性の尿量増加、高血圧などが挙げられます。また、尿量を調整するホルモン(抗利尿ホルモン)の夜間の分泌が加齢に伴い減少することも夜間尿量が増加する原因と考えられています。
膀胱畜尿障害
膀胱が過敏になり、尿を多くためておけなくなることをいいます。夜間だけでなく、日中もトイレが近くなることが一般的です。
尿が少ししかたまっていないのに尿意を感じる過活動膀胱や、中高年男性の前立腺肥大症、前立腺がんによるもの、中高年女性に多い骨盤臓器脱などが挙げられます。過活動膀胱は脳卒中やパーキンソン病などの病気に関連して生じることもあります。
循環器系の異常
夜間に血圧が低下しにくい高齢者や高血圧患者では、夜中にトイレに行きたくなり目覚める人が増えることが知られています。
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