かんれいじんましん

寒冷蕁麻疹

同義語
寒冷じんま疹
最終更新日:
2024年12月19日
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2024/12/19
更新しました
2018/12/28
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原因

寒冷蕁麻疹の原因はまだ詳しく解明されていませんが、皮膚に寒冷刺激が加わることでマスト細胞からヒスタミンが大量に分泌され、赤みやかゆみを伴う膨疹が現れると考えられています。

局所性の場合は、氷や冷水に触れたり冷風に当たったりすることが刺激となり、冷却された部位に一致して蕁麻疹が現れます。全身性の場合は、冷たい外気に触れたりエアコンの効いた部屋に入ったりするほか、運動や入浴後の体の冷えによって蕁麻疹が生じます。また、全身性ではまれに遺伝が関与しているケースもあります(家族性寒冷自己炎症性症候群*)。

*家族性寒冷自己炎症性症候群:寒冷刺激によって免疫系細胞からサイトカインと呼ばれるタンパク質が多く分泌され、新生児・乳児期から蕁麻疹様の発疹(ほっしん)や発熱などが生じる。遺伝子異常が原因と考えられており、重症例では症状が持続することもある。

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