症状
小脳出血を発症すると、頭蓋内の圧力が上昇することにより、頭痛、吐き気・嘔吐など他部位の脳出血でも現れる一般的な症状(頭蓋内圧亢進症状)がみられるようになります。
また、小脳は姿勢や平衡感覚、滑らかな運動などを可能にする機能を司る部位であるため、出血が生じるとめまいや歩行障害、スムーズな運動ができなくなるといった症状が現れるのも特徴の1つです。
さらに、小脳は呼吸や心臓の拍動などの生命活動を司る脳幹の後方に位置するため、重症な場合は腫れた小脳が前方の脳幹を圧迫して意識障害や呼吸停止などを引き起こすケースもあります。
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