症状
下記のような症状が現れることがあります。
先天性巨大結腸症
新生児期や乳児期から便秘が生じ、腸管内に大量のガスが溜まることで腹部が大きく膨れるのが特徴です。重症の場合には、腸管が過度に伸展することで血行が悪くなり、壊死を生じたり、腸管に穴が開いたりすることも少なくありません。
後天性巨大結腸症
症候性巨大結腸症
高度な腹部膨満と腹痛、嘔吐が生じます。また、水分を吸収する大腸が正常にはたらかなくなるため、脱水症状に陥ることもあります。重症な場合には、盲腸になったり、右側の大腸に穴が開いたりすることもあります。
中毒性巨大結腸症
腹部膨満や腹痛、嘔吐とともに発熱や脱水、神経症状を伴うのが特徴です。
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