検査・診断
症状などから常位胎盤早期剥離が疑われる場合は、次のような検査が行われます。
超音波検査
胎盤の状態を確認するために超音波検査を行うことがあります。超音波検査は迅速に行うことができ、胎児にも影響を与えないため妊娠中でも行うことができます。しかし感度は高くなく、超音波検査では所見がみられないことも多くあります。
血液検査
常位胎盤早期剥離は大量出血を引き起こし、播種性血管内凝固症候群などを併発する可能性があります。そのため貧血や凝固異常の有無などを評価するために血液検査を行うのが一般的です。重症度を評価するためにも必要であり、輸血の必要性を判断するために実施されます。
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