検査・診断
強直性脊椎炎が疑われるときは次のような検査が行われます。
画像検査
脊椎や骨盤、手足の関節など痛みや腫れが生じている部位の骨の状態を調べるため、レントゲン、CTやMRIなどの画像検査が行われます。
特にMRI検査は早期段階の炎症も描出しやすいため、早期発見に役立つと考えられています。また、強直性脊椎炎と似たような症状が現れてしばしば誤診される椎間板ヘルニアとの鑑別にも有用です。
血液検査
強直性脊椎炎を発症すると体内で炎症が続く状態となるため、一般的には炎症の程度を調べるための血液検査が行われます。また、そのほかにも血液検査では自己免疫疾患で見られる自己抗体(自分の体を攻撃するたんぱく質)や発症に関与していると考えられている HLA-B27の有無を調べることも可能です。
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