症状
強直性脊椎炎の症状の現れ方は人によって大きく異なります。
多くは、腰やお尻などに痛みが生じます。痛みのある部位は日によって変わることも多く、さらに安静にしているときより体を動かすと軽快していくのが大きな特徴です。
また同時に発熱、倦怠感、疲労感、体重減少など全身に及ぶ症状が現れることもあり、痛みなどの症状とともによくなったり悪くなったりを繰り返します。症状がひどいときには日常生活が困難なほどの痛みに襲われることもあります。
さらに進行している人では首や背中の骨の動きが悪くなって前かがみの姿勢になり、体を反らしたり上を見たりすることができなくなるなど日常的な動作にも影響を及ぼすようになります。そして、発症から時間が経過するにつれて脊椎を中心に骨粗しょう症が進行していき、些細な刺激で骨折しやすくなる結果、脊髄を損傷して麻痺を引き起こすこともあります。
そのほか、強直性脊椎炎は目のぶどう膜と呼ばれる部位に炎症を引き起こす“ぶどう膜炎”を発症することがあり、目の痛みや充血などが生じます。また、クローン病や潰瘍性大腸炎など腸に生じる自己免疫疾患を併発することもあります。
実績のある医師
都道府県
市区町村
周辺で強直性脊椎炎の実績がある医師
お住まいの地域に合った最新の疾患情報をお届けします
(実績のある医師・病院、地域特集など)
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「強直性脊椎炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします