検査・診断
心アミロイドーシスが疑われた場合は以下のような検査が行われます。
画像検査
心臓の大きさや機能、心不全の状態などを評価するためにX線、超音波、MRI、シンチグラフィーなどを用いた画像検査が行われます。
血液検査
心臓の機能や重症度を把握するために血液検査を行うことがあります。また、ALアミロイドーシスの場合は免疫グロブリンの量が診断の手がかりになることも少なくありません。
心電図検査
不整脈の有無を調べるために心電図検査を行います。また、心臓が大きくなる別の病気との鑑別診断にも役立つこともあります。
心筋生検
心臓の筋肉の一部をカテーテルなどで採取して顕微鏡で詳しく調べる検査です。心アミロイドーシスの確定診断のために行われ、どのタイプのアミロイドーシスであるか鑑別します。
診断のために必要な検査ですが、体への負担も大きいため、ほかの部位にアミロイドが沈着している場合はほかの部位の組織を用いて検査を行うこともあります。
医師の方へ
「心アミロイドーシス」を登録すると、新着の情報をお知らせします