しんげんせいしょっく

心原性ショック

最終更新日:
2020年08月31日
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2020/08/31
更新しました
2017/04/25
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治療

命を守るために、まず全身管理をおこないます。酸素投与、点滴、呼吸が不十分となるようであれば人工呼吸での管理、さらに血圧を維持するための薬の投与などをおこないます。同時並行で、原因となるそれぞれの状態に対する治療をおこないます。

原因を取り除く手術として、心筋梗塞に対しては血管内カテーテル治療、心臓破裂や心室中隔穿孔などの心臓の構造が損なわれたものに対しては外科手術があります。

また、心筋炎のように一時的に心臓が正しく動かない状態や、治療をしても心臓が正しく機能しない場合には、体外循環装置(PCPS、ECMO)や大動脈内バルーンパンピング(IABP)などで心臓を補助します。

心拍数の低下に対しては、まず心拍数を上昇させる薬剤を用いたり、一時的に外から電気的な刺激を与えて心拍数を上昇させる心臓ペーシングをおこなったりします。同時に、心拍数が低下した原因をつきとめて原因に対する治療もおこないます。

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心原性ショックを得意な領域としている医師

  • 東北医科薬科大学病院 救急科 科長、東北医科薬科大学病院 救急センター センター長、東北医科薬科大学 メディカルトレーニングセンター センター長、東北医科薬科大学 救急・災害医療学 教授

    • 心肺機能停止
    • 急性呼吸窮迫症候群
    • 心原性ショック
    • 敗血症性ショック
    • 中毒